第1管 ソ~ミ♭
第2管 ラ~ラ
第1管と第2管ではラからミ♭まではどちらでも演奏できます。
実はこの部分が『音楽』を考える上でとても大切であることに気づきました。
複数管で、音質、演奏上で感じる違和感は、管が変わるところ、吹き口を移動するところです。
とすると、音域を重複させ、1つの管で演奏する部分が長くなることでその違和感を減らすことができます。
現在の『複数管』は、その構造がまだ楽器として完成の域には達していないのでないかと思っています。
Claytoneとしては、音楽性・音色にはこだわりたいのです。吹き口を1つにできないかなと考えたりて。。。。。
1管目と2管目の音色の違和感を極力緩和するために、独自の工夫もしています。
歌ものの音域はこれでたいていの曲はカバーできます。
Claytone『蘭』でレコーディングに参加した 矢沢永吉さんのカバーアルバム「THE COVER NO.1」で1曲だけ、複数管を使わなければならない曲が発生し、ダブル管を完成させるきっかけとなりました。
もっと音色にこだ
わりたいと、もう少し研究を続けます。